公務員試験対策の通信講座おすすめ5選


「公務員になりたいけど、どの講座を選べばいい?」「働きながらでも合格できる?」

本記事では、公務員試験に本気で受かりたい方のために、主要5社の通信講座を徹底解説しました。合格実績・料金・講師の質・面接対策・サポート体制を7つの軸で評価し、自分に合った講座選びをお手伝いします。

さらに、公務員試験の最新動向から、状況別のおすすめルート、合格者に共通する勉強法まで、受験生が知りたい情報をすべてまとめています。

公務員試験の現状と「通信講座」が不可欠な理由

公務員試験の「今」を数字で知る

公務員試験と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。国家公務員(総合職・一般職・専門職)から、地方公務員(都道府県・政令指定都市・市区町村)、さらには警察官・消防官といった公安職まで、志望先によって課される試験科目は大きく異なります。

2024年度の国家公務員試験の実施状況を見てみましょう。

試験種別 合格者数 申込倍率
国家総合職(春試験・院卒+大卒合計) 1,953名 7.0倍
国家一般職(大卒程度) 7,557名 3.2倍
国家専門職(大卒程度) 4,949名 4.2倍

(出典:人事院「2024年度国家公務員採用試験合格者発表」

一方、地方公務員試験では受験者数が大きく減少しています。平成25年度の583,541人から令和4年度には438,651人まで約25%減少し、競争倍率は過去30年で最低の5.2倍を記録しました。

(出典:総務省「地方公務員の競争試験の状況」

注目ポイント

つまり、今は公務員試験の「受かりやすい時代」に入りつつあるということです。しかし、だからこそ正しい対策が重要になります。

近年のトレンド:「人物重視」の加速

近年の大きな変化として、筆記試験のボーダーラインが下がる一方で、「人物重視」の採用が加速しています。2024年度以降、国家公務員試験では教養試験の問題数削減などの見直しも行われました。

二次試験以降の面接や集団討論、エントリーシート(ES)の質が合否に直結するようになっており、単なる暗記だけでは太刀打ちできないのが現状です。

独学の限界と「情報格差」

独学で公務員試験に挑む場合、最大の壁となるのが「情報の鮮度」と「学習効率」です。

  • 試験制度の変更:教養試験の見直しなど、制度変更が頻繁に発生している
  • 論文・面接対策の限界:自分の論文が合格レベルか、面接の受け答えが適切か、独学では客観的な判断が不可能
  • 学習継続の難しさ:公務員試験の勉強時間は一般に800〜1,000時間以上が必要。長期間一人でモチベーションを維持し続けるのは容易ではない

(参考:アガルート「公務員試験の勉強時間」

なぜ今、「通信講座」なのか

かつては「予備校=通学」が常識でしたが、現在はその勢力図が大きく変わっています。最新の通信講座は単なる「動画視聴」に留まりません。

  • スマホ完結型:問題演習から模試までスマホ一つで完結できる
  • オンライン模擬面接:Zoomなどを活用し、自宅にいながらプロによる面接指導を繰り返し受けられる
  • AI学習管理:自分の弱点をAIが分析し、最適な学習プランを提示してくれる

都心の校舎まで通う往復時間をすべて学習に充てられるだけでなく、質そのものが通学型と遜色ないレベルに到達しています。


失敗しない講座選びの「7つの軸」

通信講座を比較する際、受講料だけで決めてしまうのは非常に危険です。以下の7つの軸で各社を評価することが、合格への近道となります。

① 志望先に最適化されたカリキュラムか

自分の志望先に合うコースがあるかどうかを最初に確認しましょう。

  • 教養+専門型:地方上級や国家一般職を目指すなら、法律・経済などの専門科目を含むフルパッケージが必要
  • 教養型:市役所や公安職を目指す場合、専門科目を省いた効率的なコースが適している

② 二次試験(面接・論文)対策の充実度

現在の公務員試験は「面接」が勝負です。

  • 添削指導の回数:論文やESの添削が無制限か、回数制限があるか
  • 模擬面接の実施方法:対面かオンラインか。地方自治体ごとの「面接再現データ」をどれだけ保有しているか

③ 講師の質と講義の分かりやすさ

「誰に教わるか」は理解のスピードを大きく左右します。サンプル動画で講義の長さや話のスピードを必ずチェックしてください。

④ 学習システムとデバイス対応

PCだけでなく、スマホやタブレットで快適に視聴・演習ができるか。学習進捗をAIが分析してくれる機能があると効率的です。

⑤ 質問・フォロー体制

通信講座の最大の弱点は「分からないところで止まってしまうこと」。質問の手段(メール・チャット・電話)とレスポンスの速さを確認しましょう。

⑥ 合格実績と信頼性

「合格者数」だけでなく「合格率」や「具体的な合格先」を注視してください。自分と同じ状況の合格者がいるかを確認することで、現実的なイメージが持てます。

⑦ コストパフォーマンス(受講料と還元制度)

公務員講座の相場は約6万円〜40万円と幅広いです。初期費用だけでなく、合格特典や返金制度などの還元制度も含めて総合的に判断しましょう。


おすすめ通信講座5社の徹底比較

1. アガルートアカデミー
出典:アガルート
料金速習カリキュラム:約176,220円〜/通常ライトカリキュラム:約299,750円〜(税込)
合格実績2024年度内定率75%・内定者数189名
合格特典受講料全額返金 or お祝い金3万円
面接対策回数無制限の模擬面接(コースによる)・面接再現データ
質問対応あり

(出典:アガルートアカデミー 公務員試験講座

アガルートは、オンライン予備校でありながら通学型に勝るとも劣らない圧倒的な実績を叩き出しています。2024年度の公務員試験において、内定率75%、大学生に限れば内定率80%という驚異的な数字を記録しました。

メリット

  • 内定率75%は業界トップクラス。約4人中3人が内定を獲得する圧倒的実績
  • 合格すれば受講料全額返金。合格した場合の実質負担はゼロ
  • 回数無制限の模擬面接+自治体別の面接再現データが豊富
  • 国家総合職から地方公務員まで、ターゲット別にカリキュラムが明確に分かれている
  • 10回までの分割手数料無料、教育クレジットローンにも対応

デメリット

  • 受講料は業界では高めの価格帯
  • カリキュラムのボリュームが多く、消化しきれないリスクがある
こんな人におすすめ

絶対に合格したい人/合格して受講料を取り戻したい人/面接対策を重視する人

2. クレアール

出典:クレアール
料金行政系マスターコース:約197,800円〜(税込・割引適用時)
合格実績非公開
独自メソッド非常識合格法(頻出分野に学習を凝縮)
サポート担任制(フルサポートオプション+40,000円で回数無制限)
質問対応標準10回まで/フルサポートオプションで回数無制限(メール・電話・リモート)

(出典:クレアール 公務員試験講座

クレアールは「いかに少ない学習量で最大の効果を出すか」に特化した老舗講座です。過去数十年分のデータを分析し、頻出分野に学習を凝縮する「非常識合格法」が最大の武器。さらに受講生一人ひとりに「担任講師」がつく手厚いサポートも特徴です。

メリット

  • 非常識合格法で学習範囲を大幅に絞り込み、最短ルートでの合格を目指せる
  • 担任制で学習スケジュールの相談からカウンセリングまで個別に対応
  • フルサポートオプション(+40,000円)で質問回数無制限。メール・電話・リモート(Zoom等)に対応
  • 社会人経験者採用(キャリア採用)枠の対策も充実
  • フルサポートオプション利用時は面接シートの添削も回数無制限でブラッシュアップが可能

デメリット

  • 合格率・合格者数が非公開で実績の客観的な比較が難しい
  • 月ごとの割引キャンペーンで価格が変動するため、比較しにくい
こんな人におすすめ

社会人で時間がない人/効率よく最短で合格したい人/一人で勉強するのが不安な人

3. スタディング(STUDYing)

出典:スタディング
料金総合対策パック:99,000円〜/合格フルサポート版:160,000円〜(税込)
合格実績合格率は非公開
学習スタイルスマホ・PC完結(動画講義・WEBテキスト・スマート問題集)
AI機能AI実力スコア・AI問題復習・AI学習プラン
質問対応通常版:オンライン質問3回/合格フルサポート版:質問無制限

(出典:スタディング 公務員講座

「机に向かう時間がない」という現代の受験生にとって、スタディングは最も革新的な選択肢です。すべての学習がスマホ一つで完結し、AI機能が学習効率を最大化してくれます。

メリット

  • 99,000円〜(12ヶ月コース)は大手予備校の3分の1以下。圧倒的な低価格
  • すべてスマホで完結。通勤中や休憩時間に「ながら学習」が可能
  • AI実力スコアで自分の現在地を数値化。ゲーム感覚で学習を進められる
  • 1講義が短く区切られ、スキマ時間を有効活用できる

デメリット

  • 通常版の質問回数は3回までと少なく、疑問を都度解決しにくい(フルサポート版は無制限)
  • 講義内容が基礎的で、難関先を目指すには物足りないという声がある
  • 紙のテキストは別売り(9,900円)
こんな人におすすめ

とにかく費用を抑えたい人/スマホ中心で隙間時間に学びたい人/民間企業と併願する人

4. 資格の学校TAC

出典:資格の学校TAC
料金総合本科生:341,000円〜(税込・入会金別・コースによる)
合格実績2025年度最終合格者延べ4,642名(実合格者2,515名)
校舎利用全国の自習室・模擬面接を通信生も利用可能(コースによる)
質問対応あり

(出典:TAC 公務員講座 合格実績

TACは公務員受験界における最大手の一つです。2025年度は延べ4,642名もの最終合格者を輩出しており、そのデータ量が最大の強みです。

メリット

  • 延べ4,642名の合格者を輩出する圧倒的なスケール
  • 毎年数千人規模の合格者アンケートから得られる生の受験データが指導に反映
  • 通信生でも全国の校舎にある自習室を利用可能(コースによる)
  • 対面での模擬面接を予約可能。通信と通学のいいとこ取りができる

デメリット

  • 受講料が約34万円〜(+入会金)と高額
  • 合格率は非公開。延べ人数の表記のため実数との乖離がある
  • 通信だけで完結させると、TACの強みを活かしきれない面がある
こんな人におすすめ

大手の安心感を重視する人/校舎の自習室や模擬面接を活用したい人/豊富なデータに基づく指導を求める人

5. LEC東京リーガルマインド

出典:LEC東京リーガルマインド
料金スペシャルコース:349,000円〜(税込・コースによる)
合格実績合格率は非公開
コース展開行政職・心理職・福祉職・理系職・経験者採用など多数
講義形式全国に校舎。通学・通信両対応
質問対応あり(教えてチューター等)

(出典:LEC 公務員試験案内

LECは1979年設立、法律系資格指導45年以上の実績を持つ最大手予備校です。公務員試験においても非常に幅広いコース展開を行っており、特に専門区分への対応力が光ります。

メリット

  • 心理職・福祉職・理系職(土木・建築・機械など)の対策コースが充実
  • 国税専門官・裁判所事務官・特定自治体など、きめ細かいコース分け
  • 全国に校舎があり、通学と通信の両方に対応
  • 模試・答練の信頼度が高く、本試験の予行演習として最適

デメリット

  • 合格率は非公開
  • 約35万円〜で合格特典(返金制度)がない
  • Web教材のUIは他社と比べるとやや古い印象
こんな人におすすめ

心理・福祉・理系など専門区分を目指す人/自分の志望先がマイナーな人/通学で勉強したい人


5社の特徴を一覧で比較

項目 アガルート クレアール スタディング TAC LEC
料金 約18万円〜 約20万円〜 99,000円〜 約34万円〜 約35万円〜
内定率 75% 非公開 非公開 非公開 非公開
合格者数 189名 非公開 非公開 延べ4,642名 非公開
質問 ◎ OP利用時 △ 3回まで
合格特典 全額返金 なし なし なし なし
面接対策 ◎ 無制限
スマホ
通学 × × ×

タイプ別おすすめ

あなたに合う講座はどれ?
  • 本気で合格したい・面接も不安アガルート(内定率75%+全額返金)
  • 社会人で時間がないクレアール(非常識合格法+担任制)
  • とにかく安く始めたいスタディング(99,000円〜+スマホ完結)
  • 大手のリソースをフル活用したいTAC(延べ4,642名の実績)
  • 専門区分を目指すLEC(心理・福祉・理系対応)

【状況別】あなたに最適な学習ルート

5-1. 「仕事を辞めずに転職したい」社会人・既卒者ルート

社会人の受験生にとって最大の敵は「時間」です。平日は残業があり、まとまった学習時間が取れるのは週末のみ、という方も多いでしょう。

推奨講座①:スタディング(スキマ時間の徹底活用)

1講義が短く区切られているため、「通勤電車の15分」「昼休憩の20分」といったスキマ時間を黄金の学習時間に変えられます。WEBテキストなので重い参考書を持ち歩く必要もありません。

時間帯 活用法 時間
テキスト復習 30分
通勤(往復) 講義動画を視聴 60分
昼休み スマホで一問一答 15分
帰宅後 過去問演習 60〜90分
合計 約2.5〜3時間

推奨講座②:クレアール(範囲限定+個別サポート)

「満点を目指さない」非常識合格法で学習範囲を絞り込み、最短ルートでの合格を目指します。社会人経験者採用(キャリア採用)枠の対策も充実しており、職務経歴書の書き方や経験者特有の面接対策も手厚いのが特徴です。

5-2. 「絶対に失敗したくない」現役大学生ルート

大学3年生から本格的に対策を始める学生にとって、最も重要なのは「学習の継続性」と「経済的なリスクヘッジ」です。

推奨講座①:アガルートアカデミー(実績と還元)

大学生の内定率80%という圧倒的な実績を誇ります。特筆すべきは「合格特典」です。最終合格・内定を得ることで受講料が全額返金される制度は、親に負担をかけたくない学生にとって最強のインセンティブとなります。

推奨講座②:TAC(環境と情報)

「一人だとサボってしまう」という学生には、TACがおすすめです。通信生であっても、全国にある校舎の自習室を利用できる制度があり、周囲の受験生が勉強している環境に身を置くことで、モチベーションを維持しやすくなります。

5-3. 「心理・福祉・理系職」など専門区分を目指すルート

一般事務職(行政職)以外を目指す場合、対応している講座が限られます。

推奨講座:LEC(専門性のデパート)

LECは、心理職、福祉職、理系職(土木・建築・機械など)の対策コースが非常に充実しています。専門区分は倍率こそ行政職より低いものの、試験問題の専門性が極めて高いため、独学での対策は困難です。LECのような老舗が持つノウハウは大きな武器になります。

(参考:LEC 福祉系公務員スペシャルコース

5-4. 「民間企業と併願する」ルート

「公務員一本に絞るのは不安」という方は、教養試験対策に絞った効率的な学習が求められます。

推奨講座:スタディング(低コスト併願)

スタディングの教養試験対策コースは、数的処理や文章理解といった「民間企業のSPI対策」にも応用できる内容が凝縮されています。万が一途中で民間企業に志望を変更しても、数万円の受講料であればダメージが少なく、学んだ知識をそのまま就活に活かせます。


合格を引き寄せるQ&Aと学習アドバイス

よくある質問

30代からでも公務員になれますか?

はい、可能です。近年は多くの自治体で年齢制限が緩和されており、30代中盤〜後半まで受験可能なケースが増えています。また、「経験者採用」枠であれば、これまでの社会人経験を武器に戦うことができます。

勉強時間はどれくらい確保すべきですか?

試験種類 勉強時間の目安
国家総合職 1,200〜1,500時間
国家一般職・地方上級(教養+専門) 800〜1,200時間
市役所(教養のみ) 300〜500時間
警察官・消防官 約300時間

(参考:スタディング「公務員試験の勉強時間」

通信講座を利用すれば、講義動画を1.5倍速〜2倍速で視聴することでインプット時間を大幅に短縮し、演習に時間を割くことが可能です。

地方に住んでいますが、東京の自治体を受けられますか?

もちろん可能です。公務員試験には「居住地制限」がないことがほとんどです。アガルートなどのオンライン講座では、地方に住みながら都心部の自治体の面接対策データを手に入れることができ、地域による情報格差を埋められます。

通信講座だけで面接対策は十分ですか?

はい、十分に対応可能です。アガルートでは回数無制限のオンライン模擬面接を提供しており、クレアールではフルサポートオプション利用時に担任講師が面接シートの添削を無制限で行ってくれます。通信講座でも対面と同等以上の面接対策が可能になっています。

合格者が実践している「3つの共通点」

数多くの合格体験記を分析すると、成功者には以下の3つの共通点があります。

合格者の共通点

1. 「数的処理」を毎日解く

知能試験の要である数的処理は、筋トレと同じです。一日でもサボると感覚が鈍るため、どの講座の合格者も「毎日最低3問は解く」ことを習慣にしていました。

2. 早い段階で面接シートを書き始める

筆記試験の後に面接対策を始めるのでは間に合いません。合格者は、学習の合間に自分の「志望動機」や「自己PR」を言語化し、講座の添削機能を何度も利用しています。

3. 過去問を「回す」

テキストを読み込むだけでなく、過去問を5周、10周と繰り返し解くことで、試験特有のパターンを体に染み込ませています。


まとめ:最初の一歩が未来を変える

  • 地方公務員試験の倍率は過去30年で最低水準。今は公務員を目指す絶好のタイミング
  • ただし「人物重視」の流れが加速しており、面接対策を含めた総合的な準備が不可欠
  • 通信講座を使えば独学より200〜300時間の短縮が可能
  • 働きながらでもスキマ時間の活用で合格は十分に狙える
あなたの状況 おすすめ講座 理由
絶対に合格したい アガルート 内定率75%・合格で全額返金
社会人で時間がない クレアール 非常識合格法・担任制サポート
予算を抑えたい スタディング 99,000円〜・スマホ完結
大手の環境を活用したい TAC 延べ4,642名の実績・自習室利用可
専門区分を目指す LEC 心理・福祉・理系対応

どの講座があなたに合うかは、最終的には「講義動画との相性」です。まずは各社の公式サイトから「無料体験」や「資料請求」を行い、自分自身でその質を確かめてみてください。

「いつか始めよう」の「いつか」は、今日この瞬間です。あなたの理想のキャリアが、ここから始まることを心より応援しています。

参照資料・出典一覧

※本記事の情報は2026年2月時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

※料金はキャンペーンや時期によって変動する場合があります。

※合格実績の数値は各社公式発表に基づくものです。

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